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現在までの積雪状況と3日先までの積雪予測を1kmメッシュ/3時間ごとにマップ表示
高精度な積雪予測でアプリの『積雪レーダー』をアップデート
〜雪質や圧雪の影響を加味した新たな積雪解析モデルの導入で積雪予測の精度向上を実現〜
モバイル/インターネット > 防災気象 >株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、お天気アプリ「ウェザーニュース」の『積雪レーダー』の予測データを一新し、雪質や圧雪の影響を加味した新たな積雪解析モデルを導入した高精度な積雪予測の提供を開始しました。
『積雪レーダー』は3日先まで3時間ごとの積雪深の予測をマップ上で確認することができるコンテンツです。積雪エリアを1kmメッシュの高解像度で表示し、自宅や職場、学校などはもちろん、移動ルート上の積雪深を詳細に把握できます。今回、予測データを一新したことで、より高精度な積雪予測を確認できるようになりました。積雪深の変化が3時間ごとにわかるため、雪かきの準備やタイミングの判断にも役立ちます。この冬の積雪対策にぜひご活用ください。
▼『積雪レーダー』のご利用はこちら
スマホアプリ「ウェザーニュース」(iOS 版・Android 版)をダウンロード
https://weathernews.jp/app/
高精度な積雪予測で積雪レーダーをアップデート
ウェザーニュースアプリの『積雪レーダー』は、36時間前から現在までの積雪状況と72時間先までの積雪予測を3時間ごとにマップ上で確認できる、ユーザーに人気の機能です。積雪エリアを1kmメッシュの細かさで表示するため、自宅や職場、学校などよく訪れる場所はもちろん、移動ルート上の積雪深を詳細に把握できます。また、積雪の急増や雪どけの状況が3時間ごとに確認できるため、雪かきの準備やタイミングの判断にもお役立ていただけます。今回、この『積雪レーダー』の予測データを一新し、高精度な積雪予測の提供を開始しました。
雪質や圧雪の影響を加味した新たな積雪解析モデルの導入で、積雪予測の精度向上を実現
積雪深を予測する上では、初期値となる積雪の実況(解析値)の精度が重要となります。今回、新しい積雪解析モデルを構築し、積雪深の解析値の精度を向上させることで、それを用いた積雪深の予測精度の向上を実現しました。
従来の当社の積雪解析では、気温や降水、降雪、日射量のデータから、熱収支モデルを用いて積雪深を計算していました。今回導入した新たな積雪解析モデルでは、熱収支プロセスに加えて、複数の層の雪質や圧雪の影響も考慮して積雪深を計算します。さらにウェザーニュースアプリのユーザーから寄せられる積雪報告による補正を行うことで、より精度を高めています。積雪の実況をより正確に把握するためには多くの観測データが必要になりますが、アメダスの積雪観測は雪国を中心に約330か所、関東地方の平野部(標高150m以下)には10か所しかありません。このため、東京、名古屋、大阪などの太平洋側のほとんどの地域では、積雪の実況を観測機のみで把握するのは困難です。観測機の少ない場所においても、ユーザーから寄せられる積雪報告を活用することで、現地の方の感覚に近い、より高精度な積雪解析を実現しました。
この高精度化した積雪解析データを積雪予測の初期値として用いることで、積雪深の予測精度が向上しました。従来の積雪解析データを用いた予測と、新たな積雪解析データを用いた予測で検証を行ったところ、検証期間中において新モデルでは自社従来モデルと比べて最大35%の改善が見られました(2023年11月10日〜12月14日の積雪深6時間先予測の2 乗平均平方根誤差(Root Mean Squared Error)。日本国内で積雪深を観測している気象庁観測地点の全330地点で評価)。
アップデートした『積雪レーダー』はお天気アプリ「ウェザーニュース」の「レーダー」の「積雪」モードからご利用可能です。24時間先まではどなたでも無料でお使いいただけます。
天気予報精度No.1、累計3,700万ダウンロードのお天気アプリ「ウェザーニュース」
「ウェザーニュース」は株式会社ウェザーニューズが運営するお天気アプリです。2023年12月現在のダウンロード数は累計3,700万を突破し、多くの方にご利用いただいています。業界No.1の観測網と、アプリのユーザーから寄せられる天気報告を活用した高精度の気象情報をご覧いただけます(一部、有料会員向け機能あり)。予報精度に徹底的にこだわり、第三者機関による天気予報サービスの予報精度調査において、2022年1年間を通して予報精度 No.1を獲得しました(※1)。また2022年6月には業界最高の250m四方/10分間隔という超高解像度で30時間先までの雨雲の動きが確認できる雨雲レーダーを(※2)、2023年6月には72時間先まで世界中の風の動きがひと目でわかる、雨雲レーダー「風モード」をリリースし(※3)、ユーザーに人気の機能となっています。気象リスクに向き合うプロフェッショナルが24時間リアルタイムで情報を更新し、台風・大雨・ゲリラ雷雨・大雪・地震などの最新情報をいち早くお伝えし、いざという時にも役立ちます。また、医師と共同開発した天気痛予報、洗濯物の乾く時間がわかるお洗濯情報など、生活に役立つコンテンツも満載です。今後もユーザーの皆さまの安全で豊かな生活をサポートできるアプリを目指し、予報精度向上、新コンテンツの開発、UI・UXの改善に努めてまいります。
※1 「ウェザーニュース」が年間を通して天気予報サービスにおける予報精度No.1を獲得
調査方法:デスクリサーチ
調査期間:2022年1月1日~12月31日
調査概要:天気予報精度調査
調査実施:東京商工リサーチ
比較対象:「ウェザーニュース」を含む日本国内の主要な気象予報5サービス
※2 「ウェザーニュース」アプリ、超高解像度「雨雲レーダー」の予測時間を業界最長の30時間に延長
※3 予報精度No.1アプリ「ウェザーニュース」にレーダー「風モード」が新登場
<スマホアプリ「ウェザーニュース」概要>
名称 | ウェザーニュース |
利用料金 | 無料(App内課金あり) |
対応OS | iOS/Android |
ストアURL | 【App Store】 |