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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開 千仁)は、山形市(市長:佐藤 孝弘)と「包括的な連携・協力に関する協定」を本日締結しました。当社と山形市は、熱中症対策や環境学習・教育の推進、防災などにおいて連携し、山形市における教育環境及び市民サービスの向上を目指します。
本協定により、熱中症対策の推進として、気温・湿度・風速などを1分毎に観測する高性能な気象IoTセンサー「ソラテナPro」の活用を進めていきます。来年度より山形市内の学校に試験的に設置され、学校の気温や湿度の観測データをもとに算出された「暑さ指数」を教職員が確認し、児童生徒の熱中症対策に活かされる予定です。その他、環境問題を考える上で必要なノウハウの共有や、防災対策や各種産業における気象データの活用など、教育分野にとどめず包括的な連携事業の検討を進めていきます。
気象IoTセンサー「ソラテナPro」に関するお問い合わせはこちらから | https://wxtech.weathernews.com/contact.html |
山形市との包括的な連携・協力に関する協定
ウェザーニューズは、山形市と「包括的な連携・協力に関する協定」を締結し、双方の保有する資源や環境等を有効に活用し、山形市における教育環境及び市民サービスの向上に取り組みます。
<協定による連携および協力事項>
(1)熱中症対策の推進に関すること。
(2)環境学習・教育の推進に関すること。
(3)防災及び各種産業における気象データの活用に関すること。
(4)その他教育環境及び市民サービスの向上に関すること。
気象IoTセンサーを活用した熱中症対策
連携および協力事項の熱中症対策の推進に関しては、山形市内に気温・湿度・風速などを観測する気象IoTセンサー「ソラテナPro」を設置する取り組みを進めていきます。
来年度より、市内の学校に「ソラテナPro」を試験的に設置する予定です。これまでは教職員が定期的にグラウンドなどで暑さ指数の測定を行っていましたが、「ソラテナPro」を設置することで、お天気アプリ「ウェザーニュース」やパソコン版の専用ウェブサイトを通して、学校の「暑さ指数」や観測データ各種、天気予報を確認できるようになります。
「ソラテナPro」は観測された気温・湿度・風などの値をもとに「暑さ指数」を1分毎に自動で算出し、危険レベルに達した場合にアプリのプッシュ通知でお知らせします。体育の授業や学校行事の実施に関する判断に活用される予定です。
なお、「ソラテナPro」の観測データ以外にも、72時間先までの天気予報や雨雲レーダーなど様々な気象コンテンツが活用される予定です。
〜気象IoTセンサー「ソラテナPro」〜
「ソラテナPro」は気温・湿度・気圧・雨量・風向・風速・照度の7つの気象要素を1分毎に観測する気象観測機です(※)。オムロン株式会社のセンシング技術によって、雨量50mm/hや風速50m/sの大雨・強風も観測できるように性能を高めています。従来型の観測機は、大型で回線整備も必要なため設置に手間がかかりますが、「ソラテナPro」は小型で設置しやすく、電源を入れるだけで観測を開始します。
3700万ダウンロードのお天気アプリ「ウェザーニュース」と連携しており、1分毎のリアルタイムや過去の観測データだけでなく、天気予報や雨雲レーダーなどの有料機能もアプリ1つで閲覧することができます。また、雨・風・気温・寒さ指数・暑さ指数が設定値を超えた場合にプッシュ通知でお知らせします。小型ながらも災害レベルの大雨・強風に対応しており、アプリを通して複数名で同時に確認できるので安全対策などに有用です。
▼レンタル・ご購入はこちらから
https://wxtech.weathernews.com/contact.html
▼「ソラテナPro」のサービスサイト
https://wxtech.weathernews.com/soratena.html
※2023年7月発表のプレスリリースはこちら
ウェザーニューズとオムロン、大雨や強風を1分毎に観測する、新型気象IoTセンサー「ソラテナPro」を開発
ウェザーニューズは、全国の自治体や企業と連携して熱中症対策および防災対策に取り組み、気象情報を通して社会に貢献していきます。