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道路・鉄道・船舶・航空のマイルート登録で、荒天による交通インフラへの影響を監視
「ウェザーニュース for business」の交通影響予測をアップデート
通行止めや運休リスクのアラート通知で、物流事業者のルート変更や配送計画の早期見直しを支援
流通気象 > 物流気象 > 輸送気象 >株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、荒天時の交通への影響リスクをより迅速に把握していただくため、企業向けの気象情報「ウェザーニュース for business」の『交通影響予測』をアップデートし、新たにマイルートや地点の登録とアラート通知の機能を追加しました。
『交通影響予測』は雪や風、雨、波が交通インフラに及ぼす影響を予測し、道路の通行止めや鉄道の運休、航空や船舶の欠航が発生する可能性を5段階で予測するサービスです。以前はマップ上に全路線のリスクを表示していましたが、今回のアップデートで日々利用するルートや地点のリスクのピンポイントな確認が可能になりました。また、スマホ版には登録した区間・地点でリスクが高い場合にいち早くお知らせするプッシュ通知機能を搭載し、リアルタイムでの情報共有を強化しました。社員に一斉に通知が届くことで、台風や大雪などの荒天時に、主に運輸・物流・流通事業者では迅速なルート変更や配送計画の見直し、製造業者では工場から商品を納品するための配送スケジュールの検討などにご活用いただけます。
当社は、交通インフラに関する信頼性の高い気象情報を日々提供するとともに、今後も新たなサービス開発に努めることで利用者の安全性向上や効率的な運営に貢献してまいります。
企業向けの交通影響予測に関するお問い合わせはこちらから | ||
https://biz.weathernews.jp/wfb/ |
荒天による道路・鉄道・航空・船舶への影響を予測する『交通影響予測』をアップデート
近年、気候変動に伴う異常気象の頻発により、交通機関への影響がますます深刻化しています。このような状況を踏まえ、主に運輸・物流・流通事業者や製造業者がより迅速かつ効率的に行動できるよう、4,500万ダウンロードのお天気アプリのビジネス拡張版の「ウェザーニュース for business」の『交通影響予測』に新たな機能を追加しました。
2024年4月に提供を開始した『交通影響予測』は、雪や風、雨、波が交通インフラに及ぼす影響を予測し、道路の通行止めや鉄道の運休、航空や船舶の欠航が発生する可能性を5段階で予測するサービスです。全国の鉄道、道路、空港、港湾について、72時間先までの雨や雪など荒天による交通影響の予測情報を地図上で全て確認できます。今起こっている道路の通行止めや鉄道の運休の「実況」ではなく、数十年にわたって交通事業者様に気象リスクを伝えてきたノウハウや独自技術を活かすことで、「予測」を提供できる点が強みです。
しかし、従来の『交通影響予測』では全地点や区間の予測が表示されて、わかりにくいという課題がありました。そのため、より便利にお使いいただけるよう、利用者がパソコン版やスマホ版でマイルートや地点を自由に登録し、必要な場所のリスクだけ効率的に確認できるようにアップデートしました。
36時間以内の交通影響リスクをアラート通知
また、スマホ版には鉄道、道路、空港、港湾の交通影響リスクが高い場合にプッシュ通知でアラートを送信する機能も追加しました。36時間先までに道路の速度規制や通行止め、鉄道の運休・遅延、飛行機の欠航・遅延が発生する可能性が50%以上、船の便が欠航・遅延するリスクが20%以上の予測が出た場合にプッシュ通知でお知らせします。これにより、企業の利用者はリスク情報を複数人で同時に受け取ることができ、より迅速に準備や対策を講じることが可能になります。企業が利用しているルートの交通影響リスクを迅速に把握できることで、例えば運輸・物流・流通事業者ではルート変更や配送計画を見直し、製造業者では工場から商品を納品するための配送スケジュールの検討などにご活用いただけます。
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・参考:2024年4月4日発表:「ウェザーニュース for business」で『交通影響予測』を提供開始 /news/46483/