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第四回花粉飛散予想を発表 花粉観測機「ポールンロボ」がスギ花粉の飛散を検知

関東1都3県でスギ花粉の飛散開始、2月下旬は気温上昇で飛散エリアが急速に拡大

〜2026年花粉飛散量は全国で平年比128%の予想、東・北日本を中心に前年超え〜

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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、花粉観測機「ポールンロボ」による花粉観測や、ウェザーニュースアプリのユーザーからの花粉症の症状報告を総合して、関東の1都3県が2月16日までに花粉シーズンに入ったことを発表しました。今後は天気が周期的に変化し、低気圧が日本海を通過する日は暖かな南風が吹くため、花粉が飛びやすくなります。2月下旬に入ると気温が平年を上回る日が多くなり、スギ花粉の飛散エリアは西日本と東日本を中心に急速に拡大するとみています。
気温が15℃を上回り、風の強い日には大量飛散のおそれがあります。花粉症の症状が出る方はマスクや目薬などで万全の対策をとるようにしてください。外干しした布団や洗濯物は、よくはたいてから取り込むことが有効です。なお、ウェザーニュースアプリの『花粉飛散情報』では、1時間ごとのピンポイント飛散予報や、リアルタイムの飛散状況、通知サービスなどを無料で提供しています。花粉症対策にお役立てください。

✔ポイント
1. 関東の1都3県で花粉シーズン開始、2月下旬から気温上昇により飛散エリアが急速に拡大
2. 九州や中国・四国、東海、関東・山梨では2月下旬からスギ花粉が本格化、ヒノキ花粉は3月中旬から飛散
3. 飛散量は東・北日本で前年を上回る予想、全国では平年比で128%
ウェザーニュースウェブサイト「花粉飛散情報」
https://weathernews.jp/s/pollen/

 

<速報>1都3県で花粉シーズン開始

ウェザーニューズの分析では、2月16日に東京都が花粉シーズンに入りました。昨年より1日遅い飛散開始となります。また、千葉県、埼玉県、群馬県も2月16日までに花粉シーズンインしたとみられます。

花粉の飛散状況(2月16日更新)

▼各地の飛散開始日
2/14 :千葉県、埼玉県
2/15 :群馬県
2/16 :東京都

スギの雄花は暖かくなると花粉を飛ばし始め、特に風の強い日は飛びやすくなります。1月は中旬に気温が平年を大きく上回った一方、下旬から2月上旬は上空の強い寒気の影響で気温が平年を下回ったところが多くなりました。2月中旬になって寒気が北に退いて寒さが和らぎ、気温が上昇した2月14日から16日にかけて東京都を含む関東エリアで飛散が始まったと考えられます。

<花粉シーズンの定義>
花粉観測機「ポールンロボ」の観測に加え、ユーザーからの症状報告を加味しています。
・花粉シーズン開始:都道府県内の3割以上のポールンロボが10個/日以上の花粉を2日連続で観測
          症状が重い人、敏感な人に症状が出始める目安
・本格シーズン開始:都道府県内の3割以上のポールンロボが30個/日以上の花粉を観測
          花粉症の多くの人に症状が出始める目安

 

2月下旬から気温上昇により飛散エリアが急速に拡大

今後は低気圧と前線が次々と日本付近を通過して天気が周期的に変化します。低気圧が日本海を通過する日は暖かな南風が吹くため、花粉が飛びやすくなります。
2月下旬に入ると気温が平年を上回る日が多くなり、スギ花粉の飛散エリアは西日本と東日本を中心に急速に拡大するとみています。

花粉の飛散開始予想2026

 

九州や中国・四国、東海、関東・山梨では2月下旬からスギ花粉が本格化、ヒノキ花粉は3月中旬から飛散

スギ花粉が本格的に飛散する時期は九州や中国・四国、東海、関東・山梨で2月下旬〜3月中旬、近畿では3月上旬〜中旬の予想です。北陸・長野や東北南部では3月上旬~下旬、東北北部では3月中旬〜4月下旬になるとみています。なお、スギ花粉の本格飛散開始は2月の天候に大きく左右され、晴れて暖かい日が続くと飛散開始の直後に本格飛散開始となることがあります。3月中旬以降はスギ花粉の飛散が徐々に収まり、代わって西日本や東日本ではヒノキ花粉の飛散が多くなります。
ヒノキ花粉が本格的に飛散するのは九州や中国・四国で3月中旬〜4月中旬、近畿や関東・山梨で3月下旬〜4月中旬、東海で3月下旬〜4月下旬、北陸や東北南部で4月上旬~中旬とみています。ただ、北陸・長野や東北南部ではヒノキの樹木が少ないため、スギ花粉に比べると飛散量が少なくなる見込みです。
北海道のシラカバ花粉が本格飛散するのは、4月下旬〜5月下旬の予想で、道南や道央ではゴールデンウィークと重なる見通しです。

花粉の本格飛散予想

 

飛散量は東・北日本で前年を上回る予想、全国では平年比で128%

2026年春の花粉飛散量は東日本と北日本で2025年を上回る地域が多い一方、西日本では前年並か前年を下回る予想です。2025年の飛散量が少なかった山梨や長野、北陸、東北北部、北海道では前年比で200%を超える地域が多く、秋田では600%を超える予想です。東北北部や北海道では近年飛散量の変動が非常に大きく、2026年は飛散量がかなり多くなる可能性があります。一方、西日本では飛散量が前年並か前年を下回るエリアが多く、2025年に記録的な大量飛散となった九州北部では飛散量が半減するエリアもあるとみています。全国平均では前年比で118%となる予想です。
平年(2016~2025年の平均飛散量)比ではほぼ全国的に平年の飛散量を上回り、特に東北北部や北陸では150%を超えるエリアがあります。全国平均では128%となる予想です。

花粉飛散傾向(2025年比)
花粉飛散傾向(平年比)

※1 第三回花粉飛散予想(1/14発表)から飛散量予想の変化はありません。詳細は「第三回花粉飛散予想」をご覧ください。/news/54483/

 

都道府県別の2026年花粉飛散予想

エリア
都道府県
花粉飛散量
(前年比:%)
花粉飛散量
(平年比:%)
花粉シーズン
開始日/予想
花粉シーズン
終了予想
北海道
北海道
297
148
4月中旬
6月上旬
東北北部
青森県
327
148
3月上旬
5月上旬
岩手県
309
149
3月上旬
4月下旬
秋田県
663
152
3月上旬
4月下旬
東北南部
宮城県
142
130
2月下旬
4月下旬
山形県
168
124
3月上旬
4月下旬
福島県
101
112
2月下旬
4月下旬
関東・山梨
茨城県
96
114
2月中旬
5月上旬
栃木県
96
119
2月中旬
5月上旬
群馬県
121
124
2月15日
5月上旬
埼玉県
141
118
2月14日
4月下旬
千葉県
114
121
2月14日
4月下旬
東京都
127
107
2月16日
5月上旬
神奈川県
129
119
2月中旬
5月上旬
山梨県
245
141
2月中旬
5月上旬
北陸・長野
長野県
257
141
2月下旬
5月上旬
新潟県
167
152
2月下旬
4月下旬
富山県
234
166
2月下旬
4月下旬
石川県
223
152
2月下旬
4月下旬
福井県
147
150
2月下旬
4月下旬
東海
静岡県
121
127
2月中旬
4月下旬
愛知県
133
116
2月中旬
4月下旬
岐阜県
258
144
2月中旬
5月上旬
三重県
91
139
2月中旬
4月下旬
近畿
滋賀県
130
138
2月下旬
4月下旬
京都府
140
143
2月下旬
4月下旬
大阪府
113
137
2月下旬
4月下旬
兵庫県
96
133
2月下旬
4月下旬
奈良県
127
143
2月下旬
4月下旬
和歌山県
107
132
2月中旬
4月下旬
中国・四国
岡山県
112
101
2月下旬
4月下旬
広島県
82
99
2月中旬
4月下旬
鳥取県
82
122
2月中旬
4月下旬
島根県
86
131
2月中旬
4月下旬
山口県
74
119
2月中旬
4月下旬
徳島県
117
138
2月中旬
4月下旬
香川県
104
116
2月中旬
4月下旬
愛媛県
71
105
2月中旬
4月下旬
高知県
96
102
2月中旬
4月下旬
九州
福岡県
51
122
2月中旬
4月中旬
佐賀県
54
143
2月中旬
4月中旬
長崎県
67
124
2月中旬
4月中旬
大分県
80
123
2月中旬
4月中旬
熊本県
75
103
2月中旬
4月中旬
宮崎県
83
105
2月中旬
4月中旬
鹿児島県
75
107
2月中旬
4月中旬
全 国
118
128
-
-
※ 平年:天候の平年は1991〜2020年の過去30年平均、花粉飛散量の平年は2016〜2025年の過去10年平均
※ 飛散量:花粉観測機「ポールンロボ」が観測すると想定される花粉数。過去のポールンロボの観測データをもとに予想を算出

 

参考:ウェザーニューズの花粉飛散予想と観測網について

<花粉飛散予想>
ウェザーニューズでは毎年、花粉の飛散量や飛散時期の予測についてまとめた『花粉飛散予想』を発表しています。花粉飛散予想では、過去の花粉飛散量や夏の天候、冬〜春の天候の予想などの気象データ、雄花の着花量に関する調査の結果などをもとに、花粉の飛散量と飛散時期を予測します。雄花の着花量に関する調査としては、11月に全国のウェザーニュースアプリのユーザーと実施する雄花調査に加えて、12月に環境省から発表されるスギ雄花花芽調査の結果も用いています。

花粉観測機「ポールンロボ」

<全国1,000か所に展開する花粉のリアルタイム観測>
ウェザーニューズでは2005年から花粉の観測に取り組んでいます。一般のご家庭や病院、学校などのご協力のもと、独自開発した花粉観測機「ポールンロボ」を全国に約1,000台設置し、花粉のリアルタイム観測を行っています。
ポールンロボは空気中の花粉を1分ごとに観測し、データをウェザーニューズに送信します。従来の花粉観測手法であるダーラム法によりも高頻度かつ高解像度で観測できる点が強みで、ポールンロボによる観測データはウェザーニュースアプリの『花粉飛散情報』で確認することができるほか、毎日の花粉飛散予報にも役立てられています。

 

<1時間ごとの飛散予報やリアルタイムの飛散状況がわかる『花粉飛散情報』>
『花粉飛散情報』では1時間ごとの花粉飛散予報やリアルタイムの飛散状況が確認できます。花粉飛散予報は、少ない/やや多い/多い/非常に多い/極めて多い、の5ランクで提供します。また、自分の花粉症のタイプが診断できる『花粉症チェックシート』や、毎朝の花粉予報や臨時の大量飛散情報をプッシュ通知する『花粉対策アラーム』など様々な機能で、花粉症の方がつらい季節を少しでも楽に過ごせるよう、対策をサポートします。

1時間ごとの花粉飛散予報
リアルタイムの飛散状況

 

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