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ホルムズ海峡周辺の船舶位置と高精度の波・風予測をリアルタイムにマップで共有

中東海域の船舶・海象情報、航海気象サービス「SeaNavigator」で無料公開

〜強風による岸壁衝突や座礁リスクの回避、船舶や物資の状況把握の一助に〜

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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋知博)は、昨今の緊迫するホルムズ海峡情勢とそれに伴う海上物流リスクの上昇を受けて、統合型の航海気象サービス「SeaNavigator」のウェブサイトにて、中東海域の船舶・海象情報を期間限定で無料公開しました。

現在、ホルムズ海峡周辺では地政学的な緊張から待機している船舶の安全確保が最優先となっています。この海峡は航路が狭く、風に流されるリスクや岸壁への衝突、座礁の危険性が高い海域であることから、今回、当社は通常有償で提供している港湾予報の一部を無償で提供します。

本サイトでは、最新の船舶の位置情報に加え、風・波・熱帯低気圧などの気象・海象予測や約140か所の港のピンポイントの波・風予測を確認できます。予測には当社独自の「全球気象・波浪予測システム」を活用し、世界トップクラスの高精度かつ高解像度の波・風予測を実現しています。船長や運航管理者はペルシャ湾特有の強風(シャマル)や突発的なスコールなどを考慮した安全運航に、荷主やエネルギー担当者はLNG船・タンカー・コンテナ船の到着遅延リスクの早期把握など、一刻を争う判断が求められる現場の意思決定にお役立てください。当社は“船乗りの命を守りたい”という創業からの思いを胸に、情報提供を通して海上の安全と国際物流の維持に貢献してまいります。

ホルムズ海峡周辺の船舶位置と気象・海象情報
(無料公開ウェブサイト)

航海気象サービスに関するお問い合わせはこちらから
https://sea.weathernews.com/map/index.html#/?lat=26.3&lon=55.4&zoom=5.7
https://biz.weathernews.com/sn20241009/

「SeaNavigator」を緊急公開
〜世界トップクラスの高精度かつ高解像度で波・風予測を提供〜

今回は、通常は有償提供している膨大な航海気象データの中から、中東海域の安全確保につながる情報として、最新の船舶位置、気象・海象情報、湾のピンポイント予測を提供します。これらのデータは、当社独自の「全球気象・波浪予測システム」を活用しており、世界トップクラスの高精度かつ高解像度の波・風予測を実現しています。公開期間は、昨今の情勢が落ち着き、海上の安全が確認されるまでの間を予定しています。

無料公開ウェブサイトはこちらから

1. 最新の船舶の位置情報(※1)
2. 気象・海象情報:全世界の天気図、風向・風速、波向・波高、熱帯低気圧、海面温度などについて、5日先まで1時間毎の予測〜現在〜過去を閲覧可能(4時間更新)
3. 主要港のピンポイント予測:ペルシャ湾周辺をはじめとする主要な港(※2)に関する48時間先・5日間先・7日間先までの波・風予測(4時間更新)

※1:本船位置は、Kpler社が提供するマリントラフィックのデータを使用しています。
※2:当社が保有する約2,300か所の港湾のデータのうち、以下のペルシャ湾周辺の港のほか、紅海や西インドの港湾も含めた、約140か所の情報を公開します。

・アラブ首長国連邦:アブダビ港、ドバイ港、フジャイラ港、ホール・ファッカーン港、ムバラクターミナル、ファーテハ・ターミナル
・イラン:バンダレ・アッバース港、ララク島
・カタール:ドーハ港、ラアス・ラファーン港
・バーレーン:バーレーン港、シトラ港
・サウジアラビア:ラス・タヌラ港、ジュバイル港
・クウェート:クウェート港
・イラク:アル・バスラ石油ターミナル

 

AIエンジン搭載で最適な運航判断を支援する航海気象サービス「SeaNavigator」

当社は2024年10月より海運事業者に対し、船舶の環境・安全・経済に配慮した運航を支援する統合型の航海気象サービス「SeaNavigator」を提供しています(※3)。「SeaNavigator」は、最適な航海ルート選定のほか、CO2排出量の可視化、座礁の回避、船舶の性能分析など、航海前から航海終了後までAIがサポートするOne-Platformサービスです。

▼「SeaNavigator」有償版のフルスペック機能
・AIが気象・海象見解の自動生成や荒天影響船を自動抽出する「AI Weather Insight」
・AIが膨大な海象や航海データの分析で運航最適化を支援する「AI Agent」
・最新の気象・海象情報と荒天影響船をモニタリングする「Fleet Status Monitoring」
・船舶のレポート情報などをもとに船舶性能を分析する「Logbook+」
・運航状況のリスク把握をする「Voyage Monitoring」
・最適運航のための航路・船速別の到着時間や燃料消費量を算出する「Voyage Comparison」
・航海計画と海図情報を用いて、座礁などのリスクを把握する「Navigation」
・CO2排出量や燃料実績格付け制度などの環境データを分析する「Emission Dashboard」 ほか

※3:2025年10月2日発表 航海気象サービス「SeaNavigator」にAIエンジン搭載で迅速な運航判断を実現
/news/53465/

 

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