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ウェザーニューズ、全国4,935本の桜の健康状態を調査

【桜の健康診断2026】 桜の健康状態は衰退傾向、全国平均で過去最低を記録

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桜の健康度の変化

株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、毎年美しい姿で楽しませてくれる桜を見守り、桜を大切にする気持ちを育むことを目的として、アプリ「ウェザーニュース」を通じて桜の健康状態をチェックする調査「桜の健康診断2026」を実施し、本日、結果を発表しました。
桜の健康診断では、桜の健康状態に関する6つの質問に答えていただき、その結果から健康度を指数化し、「優良(+)」から「生育不良(-)」の12段階で判定します。全国4,935人の参加による集計の結果、今年の桜の健康度は全国平均で1.80(正常+)となり、調査開始以来、過去最低のランクに低下しました。2025年は一時的な改善が見られたものの今年は一転、特に樹皮の状態の大幅な悪化や幹の傷みの常態化など、複数の要因で衰退が顕在化する結果となっています。

『桜の健康診断2026』結果詳細はこちら
ウェザーニュースウェブサイト「桜の健康診断2026」
https://weathernews.jp/news/202606/080171/

「桜の健康診断」概要

・対象エリア:46都道府県(沖縄を除く)
・調査期間:2026年2月13日〜6月1日
・参加人数:4,935人
・質問項目:6項目(「日当たり」、「樹形」、「花の咲き方」、「幹の状態」、「樹皮の状態」、「花数」)
・評価:12段階(優良(+):1.00~1.25/優良:1.26~1.50/優良(-):1.51~1.75/正常(+):1.76~2.00/正常:2.01~2.25/正常(-):2.26~2.50/やや生育不良(+):2.51~2.75/やや生育不良:2.76~3.00/やや生育不良(-):3.01~3.25/生育不良(+):3.26~3.50/生育不良:3.50~3.75/生育不良(-):3.76~)

※本調査の対象となる桜は、ソメイヨシノだけでなく、エゾヤマザクラやチシマザクラなども含まれます。

 

桜の健康度は過去最低ランクに 5年連続で「正常(+)」と衰退が常態化

全国4,935人から寄せられた回答を集計した結果、今年の桜の健康度は全国平均で1.80となり、「正常(+)」の判定でした。2013年から2021年にかけて「優良(-)」ランクでしたが、2022年から2026年にかけて5年連続で「正常(+)」のランクとなっています。2013年からの桜の健康度は年々悪化傾向のなかで、2025年は前年より改善が見られましたが、2026年は過去最低ランクとなりました。

桜の健康度を昨年と比較してみると、健康度の割合の構成に大きな変化はありませんでしたが、「正常(+)」と「正常(-)」、「やや生育不良」が昨年より1ポイント増加した一方で、「優良(+)」と「優良」、「優良(-)」は昨年より1ポイント減少しました。「正常」と「生育不良」の割合には変化がありませんでした。

桜の健康度
※「やや生育不良」は「やや生育不良(+)」、「やや生育不良」、「やや生育不良(-)」のポイントを合算した数です。「生育不良」は「生育不良(+)」、「生育不良」、「生育不良(-)」のポイントを合算した数です。

都道府県ごとの桜の健康度のランクを昨年と比較してみると、2025年に引き続き2026年も「優良」ランクのところはありませんでした。「優良(-)」となった都道府県は16県で、昨年の21道県よりも減少しました。最も健康状態が良かったのは福井県(1.51・優良(-))、次いで長崎県(1.57・優良(-))、宮崎県(1.61・優良(-))でした。一方、最も健康状態が気になったのは高知県(2.04・正常)、次いで鳥取県(2.02・正常)となりました。
健康度が低下しても、1〜2年単位ではほとんど変化に気が付きませんが、衰退が5年も続くと太い枝が2〜3本は枯れるなどの影響があります。来年以降も桜の健康状態の変化に注意が必要です。

都道府県別健康度
 

❇︎日本花の会 樹木医 和田博幸氏からのコメント

「桜の健康診断」に全国から約5千人の方に参加いただき、その関心の高さがうかがえます。
健康度は2024年、2025年と改善が見られましたが、今年は悪化に転じてしまいました。
6つの質問項目全般においても悪化傾向にあり、残念な結果になりました。
桜は日当たりを好む木で、日当たりのいい場所でよく育ちます。
日当たりについては大きな問題はなさそうなのですが、開花状態に関する項目の花の咲き方や花数が悪化傾向にあるのは、昨年は梅雨時に雨が少なかったり、夏の気温が上昇したりなど、桜が花芽を形成する時期に気象の変化があり、このことが花数の減少に影響したのではないかと推測しています。
樹形や幹の状態、樹皮の状態は、桜の樹勢に関する項目です。これらの悪化傾向がとても気になります。
この傾向がこのまま続くと、花数にも影響すると思われます。
やがては満開の状況が変化して、花数が少なくなることも考えられます。
これからも環境や気象の変化と桜の状況を関連付けながら、観察を続けていただきたいと思います。

ソメイヨシノの寿命は60年と言われています。ソメイヨシノは戦後に多く植えられたため、当時植えられたものはすでに寿命を過ぎています。弱った桜・病気の桜が増えるのは自然のことです。しかし、病気の治療や土に栄養を与え、土の中の通気性を良くすることで、桜の寿命を延ばすことができます。ウェザーニューズでは今後も、ユーザーの皆さんと一緒に桜の健康状態の変化を追いながら、桜を大切にする輪を広げていきます。

 

『桜の健康診断2026』項目別の結果
<日当たり:「一日中良くあたる」が62%で前年並>

日当たりについて「一日中良くあたる」、「半日以上あたる」、「半日あたらない」、「ほとんどあたらない」の4項目から選択していただきました。
集計の結果、最も割合の高かった「一日中良くあたる」の割合は62%で、2025年と同じ結果となりました。「ほとんどあたらない」の割合は、長い目で見ると増加傾向です。

日当たり

<樹形:「樹形が崩れてきている」は過去最多に>

樹形(樹の立ち姿)について、「自然樹形を保っている」、「自然樹形に近い」、「樹形が崩れてきている」、「自然樹形がほとんど崩れている」の4項目から選択していただきました。
集計の結果、2013年からの長い目で見ると「自然樹形を保っている」の割合は減少傾向が続いています。2026年の「自然樹形を保っている」は前年より2ポイント減少して46%で、「樹形が崩れてきている」は13%と2013年以来過去最多となりました。

樹形の状態

<花の咲き方:「木全体にまんべんなく花が咲いている」が過去最低を記録>

花の咲き方について、「木全体にまんべんなく花が咲いている」、「所々咲いていない枝がある」、「特に上部に咲いていない枝が目立つ」の3項目から選択していただきました。
集計の結果、「木全体にまんべんなく花が咲いている」 という回答が前年より2ポイント減少して62%で、2013年以来、最低の結果となりました。また「所々咲いていない枝がある」の項目は前年より3ポイント増加して31%となり、2013年以降年々増加傾向にあり、花の咲き方に偏りが出てきている傾向が伺えます。

花の咲き方

<幹の状態:過半数が不健康な状態が継続>

幹の状態について、「穴や切られたアト、窪みは無い」「穴や切られたアト、窪みなどが少しある」「穴や切られたアト、窪みなどがかなり目立ち、もしくはキノコが生えている」「大きく切られたり、もしくはキノコが生えている」の4項目から選択してもらいました。
集計の結果、「穴や切られたアト、窪みは無い」の割合が前年より3ポイント減少して45%と低下し、何らかの傷みがある不健康な状態の回答が55%を超えました。穴や窪み、キノコなどがある不健康な状態の回答は2016年以来5割を超えており、全国的に幹の傷みが常態化しています。
健康そうに見える幹でも、キノコが生えているものは中が腐っている可能性があり、専門家による診断が必要になります。

幹の状態

<樹皮の状態:生き生きとした樹皮が15年間で半減、樹皮の状態が深刻化>

樹皮の状態について、「生き生きしていて光沢がある/盛り上がるような部分があり、縦に割れている」、「傷などほとんどない」、「苔などが残っていたり、樹皮がはがれてカサカサしている」、「苔に覆われた部分が多い。または、樹皮の損傷が激しい」 の4項目から選択していただきました。
集計の結果、今年の6項目の中で最も悪化が目立った項目でした。「生き生きしていて光沢がある」の割合が前年より1ポイント減少して20%と過去最低を更新し、「傷などほとんどない」も前年より4ポイント減少して46%と大幅に低下しました。一方で「苔などが残っていたり、樹皮がはがれてカサカサしている」の割合が27%と過去最多を更新しました。本調査を開始した2011年当時は42%あった「生き生きしている」の割合が、15年間で20%にまで半減しており(※グラフは2013年以降を掲載)、桜の樹皮の状態悪化が深刻になっています。
苔はあまり害にならないといわれますが、樹皮がはがれてカサカサしていたり損傷が激しい場合、土の中の通気性が悪く、桜の生長が止まっている可能性があります。

樹皮の状態

<花数:つぼみの花数が少ない桜が増加>

花の数について、「5個以上」、「3〜4個」、「2個」、「1個」の4項目から選択していただきました。
集計の結果、「5個以上」が前年より1ポイント減少して34%、「3〜4個」が前年より1ポイント減少して53%とやや減少しました。「2個」が前年より2ポイント増加して8%となっており、つぼみの花数が少ない木が増える傾向が続いています。

花数

都道府県別、健康度ランキング

2025年

2026年

順位

都道府県

健康度

判定

順位

都道府県

健康度

判定

1位

徳島県

1.57

優良(-)

1位

福井県

1.51

優良(-)

2位

青森県

1.63

優良(-)

2位

長崎県

1.57

優良(-)

3位

愛媛県

1.64

優良(-)

3位

宮崎県

1.61

優良(-)

4位

鹿児島県

1.67

優良(-)

4位

岡山県

1.64

優良(-)

5位

群馬県

1.68

優良(-)

4位

山梨県

1.64

優良(-)

6位

宮崎県

1.69

優良(-)

6位

宮城県

1.66

優良(-)

6位

熊本県

1.69

優良(-)

6位

和歌山県

1.66

優良(-)

6位

北海道

1.69

優良(-)

8位

岩手県

1.67

優良(-)

9位

佐賀県

1.70

優良(-)

8位

熊本県

1.67

優良(-)

10位

鳥取県

1.71

優良(-)

10位

鹿児島県

1.69

優良(-)

10位

岡山県

1.71

優良(-)

10位

石川県

1.69

優良(-)

12位

奈良県

1.72

優良(-)

12位

岐阜県

1.72

優良(-)

12位

千葉県

1.72

優良(-)

13位

富山県

1.73

優良(-)

12位

宮城県

1.72

優良(-)

13位

兵庫県

1.73

優良(-)

15位

茨城県

1.73

優良(-)

15位

徳島県

1.74

優良(-)

15位

山形県

1.73

優良(-)

16位

千葉県

1.75

優良(-)

15位

岐阜県

1.73

優良(-)

17位

茨城県

1.76

正常(+)

15位

山梨県

1.73

優良(-)

18位

愛媛県

1.77

正常(+)

19位

福岡県

1.74

優良(-)

18位

東京都

1.77

正常(+)

19位

高知県

1.74

優良(-)

20位

秋田県

1.78

正常(+)

21位

新潟県

1.75

優良(-)

20位

山形県

1.78

正常(+)

22位

大阪府

1.76

正常(+)

22位

三重県

1.79

正常(+)

22位

福島県

1.76

正常(+)

22位

長野県

1.79

正常(+)

24位

山口県

1.77

正常(+)

24位

静岡県

1.80

正常(+)

24位

京都府

1.77

正常(+)

24位

京都府

1.80

正常(+)

24位

長野県

1.77

正常(+)

26位

奈良県

1.81

正常(+)

24位

兵庫県

1.77

正常(+)

26位

神奈川県

1.81

正常(+)

24位

大分県

1.77

正常(+)

26位

大分県

1.81

正常(+)

24位

愛知県

1.77

正常(+)

26位

愛知県

1.81

正常(+)

24位

石川県

1.77

正常(+)

30位

島根県

1.82

正常(+)

31位

長崎県

1.78

正常(+)

31位

福島県

1.84

正常(+)

31位

三重県

1.78

正常(+)

31位

滋賀県

1.84

正常(+)

31位

秋田県

1.78

正常(+)

33位

大阪府

1.85

正常(+)

34位

神奈川県

1.79

正常(+)

33位

青森県

1.85

正常(+)

34位

広島県

1.79

正常(+)

35位

北海道

1.86

正常(+)

34位

埼玉県

1.79

正常(+)

36位

山口県

1.87

正常(+)

37位

東京都

1.81

正常(+)

36位

群馬県

1.87

正常(+)

37位

岩手県

1.81

正常(+)

38位

新潟県

1.88

正常(+)

39位

静岡県

1.82

正常(+)

38位

栃木県

1.88

正常(+)

39位

和歌山県

1.82

正常(+)

38位

埼玉県

1.88

正常(+)

41位

福井県

1.84

正常(+)

41位

香川県

1.89

正常(+)

42位

香川県

1.86

正常(+)

41位

広島県

1.89

正常(+)

43位

富山県

1.87

正常(+)

43位

福岡県

1.91

正常(+)

44位

栃木県

1.90

正常(+)

44位

佐賀県

1.93

正常(+)

45位

滋賀県

1.92

正常(+)

45位

鳥取県

2.02

正常

45位

島根県

1.92

正常(+)

46位

高知県

2.04

正常

全国平均

1.76

正常(+)

全国平均

1.80

正常(+)

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